共働きでも子どもに習い事をさせたい!無理なく続けるためのポイント
子どもの習い事といえば、水泳やピアノ、英語などの定番のものに加え、チアダンスにクッキング、プログラミングまで、さまざまあります。
「子どもに習い事をさせてあげたい」と思っても、共働き夫婦にとって子どもを習い事に通わせるのは、簡単なことではありません。
働くお母さんとお父さんでも通わせてあげることのできる子どもにおすすめの習い事や、無理なく習い事を続けるコツを紹介します。
もくじ
- 1.共働きで習い事をさせる上でよくある不安や問題
- 1-1.送迎
- 1-2.宿題
- 1-3.大会や発表会
- 1-4.お弁当作り
- 2.共働きでも子どもの習い事を可能にする方法とは?
- 2-1.代理送迎を頼む
- 2-2.休日・自宅でできる習い事を選ぶ
- 2-3.宿題のルールを決める
- 2-4.作り置きメニューを準備しておく
- 3.共働きでも無理なく子どもに習い事をさせるためのポイント
- 3-1.欲張らない
- 3-2.頑張りすぎない
- 3-3.夫婦で協力
- 4.共働き夫婦も子どもも長く続けられる習い事を選ぼう!
共働きで習い事をさせる上でよくある不安や問題
共働き夫婦が子どもに習い事をさせるとき、よくある不安や問題点として「送迎」や「宿題」があります。
習い事によっては「大会や発表会」があったり「お弁当作り」があったりもするでしょう。
働く両親にとって、そのような時間を作ることは簡単なことではありません。
送迎
共働き夫婦が子どもに習い事をさせるうえで一番の問題となってくるのが「送迎問題」ではないでしょうか。
習い事は通常、放課後である夕方に行っているものが多いので、その時間までに子どもを送迎しないといけません。
しかし、共働きの家庭では難しいものがあります。送迎の時間を確保できないことで、子どもに習い事をさせることをやむを得ず諦めてしまうことも多いでしょう。
宿題
次に問題なのが「宿題」です。
子どもが小学生になると学校からの宿題が出され、塾などに行かせればさらに宿題は増えます。
子どもが低学年であれば、親が側について子どもの学習をサポートしてあげないと、わからない単元でつまずいて勉強が嫌いになってしまうこともあり得ます。
共働きの親の立場からすると、宿題のサポートで手いっぱいになり、習い事にまで通わせる余裕がないという場合もあるでしょう。
大会や発表会
バレエやピアノ教室に通っていれば「発表会」がありますし、サッカーや野球などのスポーツをしていれば「大会」が開催されます。
そのようなイベントでは、当日や事前に手伝いが必要になる場合も少なくありません。
平日忙しく働いている共働きの親にとって、休日も手伝いで駆り出されることは大変です。
土日出勤の業務の場合は、そもそも手伝い自体が不可能な場合もあるでしょう。
お弁当作り
中には、お弁当を持参する必要がある習い事もあるため、「お弁当作り問題」も見過ごせません。
前日遅くまで仕事をしている共働きの親にとって、朝早くからお弁当を作るのは大変です。
夏休みのような長期休みの時期は給食がなく、仕事に行く前にお昼やおやつを準備するため、より大変になるものです。
共働きでも子どもの習い事を可能にする方法とは?
ここまで、共働きの両親が子どもに習い事に通わせる際、不安なことや問題点を紹介してきました。
では、どうしたら子どもを習い事に通わせてあげることができるのでしょうか。
それぞれの問題解決方法や、おすすめの習い事を紹介します。
代理送迎を頼む
送迎問題で悩む場合に有効な方法として「代理送迎」があげられます。
子どもの習い事の送迎をしてくれる人はどんな人がいるでしょうか。
まず「家族」を思い浮かべますよね。
そして「シッター」や「友人」がいます。
身近に頼れる人がいれば、頼ってでも、子どもがやりたいと思ったことをさせてあげられるように環境を考えてみましょう。
ベビーシッターを活用するのも1つの手段です。
ベビーシッターサービスの「miraxsシッター」は送迎だけのプランもあるため、希望の時間だけシッターを依頼することができます。
送迎のみの場合は2時間からサービスを利用でき、定期的に利用するのはもちろん、単発での利用も可能です。
また、シッターを利用することが不安という人向けに、さまざまな不安解消のための事前面談も用意されています。
休日・自宅でできる習い事を選ぶ
送迎を頼れる人もいないし、両親で支えられる範囲で習い事をさせてあげたいという場合におすすめなのが、まず「休日の習い事」です。
土日に習い事ができるものもありますし、仕事が平日休みならその日に習い事を入れるのです。
ただし「〇曜日は習い事の日だから、午前中に水泳とピアノに行って、午後は英語教室」というように詰め込んでしまうと、親子で体調を崩しかねないので気をつけましょう。
次に「自宅でできる習い事」です。
「通信教材」を自宅に取り寄せたり、スマホやタブレットを使った「オンラインレッスン」という方法もあります。
「自宅に先生が来る形式」の習い事もあるでしょう。
夏休みなどの「長期休みのみの習い事」もおすすめです。
正式に始める前に、体験をする感覚で参加してみると、わが子の適性もチェックできるでしょう。
そして、体操やダンス、サッカーなどさまざまなことをカリキュラムとして取り入れる保育園や幼稚園、学校も増えてきました。
「通っている園や学校で実施している習い事」があれば、園のお迎えだけなので共働きの親にとって壁となる「送迎」の心配もありません。
ただ、園内のレッスンに習わせたいものがあるとは限りませんし、質の良い習い事ができるかどうかは園次第なこともあるでしょう。
宿題のルールを決める
子どもが習い事をしたがる場合、きちんと宿題もすることを約束させましょう。
早く宿題をしたほうが後で楽なことを覚えさせたり、時間を固定してルール化したりすることも大切です。
宿題を見ることで、子どもの理解度・到達度がわかりますし、どのくらい勉強を理解しているか把握することもできます。
共働きの親の場合、どうしても子どもの勉強を見てあげる時間が少なくなってしまう場合があります。
そういった場合は、宿題のサポートを組み込んでいる学童保育や、子どもが楽しく学べるタブレットでできる教材などを活用することで、子どもが少しでも意欲的に勉強しやすい環境作りをしてあげると良いでしょう。
作り置きメニューを準備しておく
先ほどあげた「お弁当作り問題」は、作りやすい「我が家の定番メニュー」だったり使いまわせる「アレンジ自在レシピ」などを準備しておきましょう。
作り置きができるものは時間があるときにストックしておくことで、よりスムーズになります。
冷蔵保存が適しているものや、冷凍保存できるもの、それぞれの日数なども紹介しているレシピサイトなどもあるので活用しましょう。
また、スポーツなどの習い事の場合、お弁当を外で保管することも多いため、傷みにくいメニューやお弁当箱などの工夫が必要です。
共働きでも無理なく子どもに習い事をさせるためのポイント
共働きの親が無理なく子どもに習い事を続けさせるポイントは「欲張らない」「頑張りすぎない」「夫婦で協力する」の3つです。
親が無理をしていると、子どもは敏感に気づくものです。
わが子が安心して楽しく習い事に通えるように、この3つのポイントを心がけましょう。
欲張らない
あれもこれも習わせたくなってしまうのが親の心情。
しかし、欲張らず、絞って習い事をすることで、親子ともに無理なく続けることができるうえ、習い事にかかる過度な費用を抑えることもできます。
また、大会・発表会があるか、手伝いや出席が必要かどうか、共働きである場合は事前にリサーチしたうえで習い事を選ぶことも大切です。
頑張りすぎない
子どものためと、ついつい頑張りすぎてしまうのが親というもの。
子どもにとって一番大事なことは「楽しい」という原動力。
親のライフスタイルを崩してまで、子どもに習い事をさせようとしないことも重要です。
他人と比べずに、家庭のペースを守っていくのも家族にとって大切なことだからです。
ナーバスになってしまったときは「子どもは楽しんで取り組めているだろうか?」と自分自身に問いかけて、頑張りすぎないようにしましょう。
夫婦で協力
共働き夫婦が子どもに習い事をさせるには、まず夫婦の協力体制が不可欠です。
家事などを分担して負担を減らしたり、日頃から「ありがとう」を伝え合ったりすることが大切です。
また、もう1人の親であるパートナーは「頑張りすぎていないか」を客観的に見つめてくれる存在でもあります。
子どもの習い事や家庭・仕事のスタイルなどで悩んだときは、一人で抱え込まず相手と相談して夫婦で解決していくようにしましょう。
共働き夫婦も子どもも長く続けられる習い事を選ぼう!
共働きの夫婦でも、子どもの代理送迎や、送迎の必要がない習い事をするなどの工夫をすることで、子どもに習い事をさせてあげることができます。
送迎に頼れる人がいない場合も、ベビーシッターサービスをうまく活用すれば、希望の習い事へ通うことができるでしょう。
通える範囲や自宅でできる習い事をしたりするのもおすすめです。
親子で無理なく習い事を続けられるように、前向きに考えてみましょう。