「小1の壁」 考える1の壁
保育園、幼稚園、小学校と新学期を迎える4月。
皆さんは【小1の壁】という言葉をご存じでしょうか?
働きながら子育てをしているママの間では、この話題もよく出るのではないでしょうか?
今回はその【小1の壁】についてのご紹介です。
もくじ
【小1の壁とは?】
小1の壁とは、お子様が保育園を卒園し小学校に入学するタイミングで親が仕事と育児の両立を困難に感じることです。
小学校に上がる前までの保育園には「延長保育」という制度があり
仕事の都合で早く出勤しなければいけない時、仕事が終わらずお迎えに間に合わない時などに利用できるものがありました。多くの保護者はこの制度に助けられていたのではないでしょうか?
しかし、小学生の子どもを預かる「学童保育」は保育園に比べて終了時間が早い所がほとんどです。小学校入学を境にお子様を長時間預けることが難しくなり、結果として働く女性が働き方を変えざるを得ない問題のことを「小1の壁」と呼んでいます。
【小1の壁の原因】
小1の壁の原因は様々ですが主に下記が多くあげられています。
・保育園に比べて迎えの時間が早くなる
・子どもが就学すると時短勤務ができなくなり契約社員になってしまう
・保護者会や、面談、PTAや係などの役割が増え大変
・子どもの交友関係が複雑になった
・学用品の販売が平日で数時間の為に有給を取得しなければいけない
・夏休みの長期1か月子どもを見る人がいない、お弁当作りが大変
・宿題のサポートが大変
などなど…
【「小1の壁」の対策方法】
① 働き方の検討
会社とよく相談して時短勤務の継続やテレワークの導入を行う
テレワークを導入して自宅で仕事ができると、子供を家で出迎えつつ業務にあたることができます。
② 親同士で情報交換をする
うまく情報交換を行うことにより宿題や持ち物を確認できたり子供の交友関係も把握しやすいです。
③ 習い事に通う
放課後の居場所として習い事に通うのもよいでしょう。
また、宿題のサポート等が大変に感じている保護者は学習塾などでサポートしてもらうと帰宅後の宿題のサポートの時間を省くことができます。
④ シッターサービスなど外部に頼る
送迎や、帰宅後のお子様の見守り、食事補助や身の回りの簡単な家事等も
頼めるので安心して仕事に取り組むことができます。
大変な時こそ周りに頼りましょう!
育児に仕事に奮闘するママは、毎日本当によく頑張っています。
ただし、決して無理をしてはいけません。
周りには身内以外にも育児を手伝ってくれる心強い味方がたくさんいます。
自分一人で何でも抱え込まずに、周囲の助けを存分に借りて、ママも子どもも笑顔で生き生きと過ごす日々を何よりも大切にしましょう。