夏休みに習い事を!新しい体験をしよう
夏休みに入って子どもがダラダラとした生活になってしまうことが気掛かりになってませんか?
せっかくの長期休暇ですから、無駄な時間にせず、有意義な時間にして欲しいものですよね。
そこで、おすすめなのが夏休みに始める新しい習い事です。夏休みならではの習い事で子どもに新たな体験をさせてあげましょう!
もくじ
- 1.夏休みに習い事をする理由
- 2.習い事をするメリット
- 3.夏休みの習い事のポイント
- 4.おすすめの習い事は?
- 5.習い事が続かない時は?
- 6.親子の話し合いで進めよう
夏休みに習い事をする理由
夏休みは、子どもたちにかなり長い自由な時間を与えるものです。
野球チームやサッカーチームなどに所属していてその練習に前向きに打ち込むことができるような状況にある子であれば、時間を持て余すようなことはないかもしれません。
しかし、これといって取り組むべきことがないとダラダラと時間を過ごしてしまう子もいるでしょう。生活にメリハリがなくなってしまい、生活習慣がみだれがちになります。
夏休みに習い事を始める効果としては、休み中もメリハリをつけた生活を子どもに継続させることができることがまず一つあげられます。
また、夏休みの期間中は夏季限定の習い事がいたるところで開かれています。新しい体験をするチャンスが多い時期なのです。
夏休みに始めたことが、その先も続けたいと思うような良い出会いになる可能性だってあります。
夏休みの習い事には、夏休み終了後の子どもにも良い影響を与えます。
習い事をするメリット
習い事には、少なからずお金がかかります。
ご自身が様々な経験を積まれている方であれば、自分で大抵のことは教えてあげることができるからわざわざお金を払って習い事に行かせる必要はないのでは?
と感じることがあるかもしれません。
しかし、習い事で子どもが学ぶことができるのは、そこで教えてもらえる知識や技だけではありません。
慣れない場所に身を置き、そこで親や学校の先生以外の人から何かを教わるという環境自体に意味があると言えます。
同じタイミングで習い事を始めた子とのコミュニケーションなど、今後の人生で必要となる「新たな環境におけるコミュニティーの構築」という社会人としての能力を自然と身に着けることができる場にもなり得るのです。
始める時期としては、様々な体験レッスンなどがある夏休み期間中がおすすめです。複数の体験レッスンを受けてみるのも効果的です。
様々な体験をした中から、子どもが「これをやりたい!」と思えるようなものが見つかればそれを本格的にやらせてあげるのも良いでしょう。
夏休みの習い事のポイント
夏休みに子どもがダラダラとした生活を覚えてしまうのを恐れて、ついつい厳しいスケジュールを組んでしまうなんて声もよく聞きます。
あくまでも子どもが自主的な気持ちで行える範囲のペースで習い事をさせてあげるほうがお互いに負担が少ないでしょう。
「やらされている」と思わせてしまったら、子どもにとってはただただ辛い夏休みとなってしまいます。
夏休みの習い事を決める際は、子どもの体力に合わせてその数や時間帯などを選びましょう。一方的に決めてしまうのではなく、何を身に着ける夏休みにしたいのかという子どもの気持ちも尊重して選ぶのが理想的です。
また、ご自身のお仕事によっては送迎などが負担となって難しくなってしまう場合もあるでしょう。
習い事の案内をよく見て、親の送迎が必要なのか、送迎バスの用意があるのかなど親の負担も同時に考慮することを忘れないように気を付けましょう。
おすすめの習い事は?
夏休みに始める習い事でおすすめなのは、苦手を克服するタイプの習い事、もしくは創作をするタイプの習い事です。
まず苦手を克服する習い事として水泳の短期コースがあげられます。
普段は水泳の教室に通っていないという子も夏休みを利用して実施されるコースで水泳教室に期間限定で通うことができます。
夏休みの習い事として人気があるものの一つです。
水泳を苦手にする子は多く、学校の体育だけでは泳ぎを修得することが難しい子もいます。そんな子でも短期間で大きく泳ぎを上達させることができるのがこの習い事の特徴です。
苦手を一つ克服できたという達成感を味わうことができます。
創作をする習い事というのは、例えば絵の教室がそれにあたります。
夏休みは時間がたっぷりあるので何かをじっくりと創作するのにぴったりの期間です。
陶芸教室や楽器の習い事というのも選択肢としてあげられます。
一つのものを作り出すために先生の指導を聞くこと、指導を踏まえた自分なりの工夫を覚えたり、集中力を身に着けるといった効果が期待できます。
つまり、子どもの思考力を高めることができる習い事と言えるでしょう。
習い事が続かない時は?
習い事を始めた子どもが、しばらくして「辞めたい」と申し出てくることは珍しいことではありません。
習い事は親が強制してやらせるのはよくないとはいえ、子どもの言う通りにしてあまりにも短い期間で始めたことをやめさせてしまうというのも考えものです。
この先何を始めたとしてもうまくいかないという局面は必ず訪れます。このような場合、すぐにやめさせるのではなく、まずはその理由について聞く時間を設けましょう。
「勝手にしなさい」というような突き放した態度は子どもを深く傷つけてしまいます。
子どもは習い事を辞めたいという気持ちを聞いてほしいという思いを抱えていますから、その気持ちを受け止めてあげることが大切です。
その理由や気持ちを理解したうえで、努力次第で上達の道が開けると感じ、そしてもう少し続けさせた方がいいと判断したらなるべく前向きな言葉でもう少しだけ続けてみようという声をかけてあげてください。
もちろん、子どもが本当に辛い思いをしているのであれば、思い切って辞めさせてあげるという判断が適切であることもあるので注意しましょう。
親子の話し合いで進めよう
習い事は、親の無理強いによって始めるのではなく話し合いによって子どもの意志も尊重しながら決めることが大切です。
夏休み中に何ができるようになりたいか、何をしてみたいかといった内容の話し合いから子どもにどのような習い事をさせるのが良いかを親は判断します。
子どもがやりたいと思うものをやらせてあげるのも親の役目ではありますが、だからといって苦手なものを放置してしまってもよいとは言い切れません。
そのあたりのバランスを考慮した決定をする必要があります。
子どもにとって今、何が必要かをよく考えながら話を進めていきましょう。