育児が不安?産後のサポートはベビーシッターにお任せ!
今、育児をしていて大変な思いをしている人はもちろん、これから出産をする人で産後の育児に不安を抱えている人もいることでしょう。
ここでは、育児に対して悩みを抱えてしまっている人にぜひ知っておいて欲しい、ベビーシッターなどの産後サービスについて紹介します。
もくじ
- 1.産後サポートのニーズが高まっている理由とは?
- 1-1.早く職場復帰したい女性が多いから
- 1-2.里帰り出産をしないから
- 1-3.医療環境が変化しているから
- 2.産後サポートサービスとは
- 2-1.ベビーシッターなどの産後ヘルパー
- 2-2.産後ケアセンター
- 2-3.家事代行サービス
- 3.ベビーシッターサービスmiraxsシッターとは
- 3-1.3つのサービスコース
- 3-2.保活の加点にもなる
- 4.産後サポートサービスを利用して育児と向き合おう
産後サポートのニーズが高まっている理由とは?
産後は、女性の心にも体にも大きな負担がかかります。
慣れない新生児の子育てや産後うつなど、さまざまな不安を抱えてしまうお母さんも少なくありません。
頑張っているお母さんに寄り添い、身体面・心理面の不安を軽減するためのサービスが産後サポートです。
なぜ今、産後サポートが注目され、ニーズが高まっているのかを紹介します。
早く職場復帰したい女性が多いから
産後サポートのニーズが高まっている理由としてまず挙げられるのは、「早く職場復帰したい女性が多い」ということです。
女性の社会進出が進み、現在では女性が仕事と家事・育児を両立することはめずらしくありません。
しかし、産後も産前と同じように仕事をするのは、身体的・心理的負担がとても大きいものです。
できれば誰かの助けを借りながら仕事に復帰したいと考える人はたくさんいます。
特に高齢出産をした女性の場合は、それまでにキャリアを積んでいることが多いので、早く職場復帰したいと望む人が少なくありません。
ただし、高齢出産の場合は産後の身体の回復により時間がかかります。
そのため、育児を手伝ってくれる産後サポートを利用する人が多くなっています。
里帰り出産をしないから
近年の傾向として、「里帰り出産をしない」人が増えており、これも産後サポートのニーズが高まっている理由の一つです。
核家族化・少子化の現代では、自身の出産で初めて赤ちゃんに接する女性が少なくありません。
赤ちゃんに触れたこともないまま育児をすることになるので、何もかもが初めてのことばかりで戸惑う人がたくさんいます。
里帰り出産をする場合には、実家の母親など子育て経験者がそばにいて育児をサポートしてくれます。
しかし、里帰り出産をしない場合は、身近に育児経験者がいないので、育児で悩みが出ても相談できる相手がいません。
住まいの近くにアドバイスや支援を受けられる環境があまりないことも多いので、産後サポートサービスを利用したいというニーズが高まっています。
医療環境が変化しているから
周産期ケアの供給が地域によって格差があるなど、「医療環境の変化」も産後サポートが必要とされる理由といえます。
出産施設の減少や、産科医をはじめ、助産師・産科看護師の不足など、産科医療を取り巻く体制は悪化しており、地域格差も拡がっています。
地域の医療施設に産後のケアを期待できない場合には、民間の産後サポートを活用するという選択肢も出てくるでしょう。
また、病院システムの分業化などもあって、妊娠・出産までは産院でできても、産後のケアの継続が難しくなるケースが増えています。
そこで、産後は産後サポートの利用を検討するという人が多くなってきているのです。
産後サポートサービスとは
産後サポートサービスとは具体的にどのようなものなのか、詳しく知りたいという人もいることでしょう。
そこで、ベビーシッターなどの産後ヘルパー・産後ケアセンター・家事代行サービスといった具体例を紹介します。
ベビーシッターなどの産後ヘルパー
まず紹介したいのが、産後の育児や家事の支援が必要な家庭に、ベビーシッターやヘルパーが訪問して支援するサービスです。
こうしたサービスは自治体や委託事業者が実施しています。
具体的には、食事の支度や後片づけはもちろん、洗濯や清掃など、日常的な家事を代行してもらうことが可能です。
部屋の整理整頓や買い物、兄姉の世話も依頼できます。
赤ちゃんのお世話が大変なら、沐浴や授乳、おむつ交換の介助や健診などの付き添いをお願いしてもよいでしょう。
さらに、育児に関する相談や助言を受けることもできます。
利用料も、1時間数千円からと利用しやすくなっています。自宅はもちろん、外出先で利用することも可能です。
産後ケアセンター
産後ケアセンターは、出産後に必要なケアを受けながら、赤ちゃんと一緒に過ごすことができるケア施設です。
看護師、助産師、臨床心理士などが24時間体制で母子をケアしてくれます。
授乳や沐浴の指導から、母体の回復を促すための骨盤ケアやヨガのプログラムなどもあって、母親に対する手厚いケアが期待できます。
子育てに不安や心配がある場合には、育児相談などのカウンセリングも受けられます。
1泊20,000円程度からと高額ですが、内容を見ると充実したサービスといえるでしょう。
家事代行サービス
訪問スタッフが家事全般を代行する家事代行サービスは、産後の家庭に限ったサービスではありませんが、産後サポートとしてもニーズが高まっています。
料理から清掃、洗濯、買い物などサービス内容は家事全般で多岐にわたっています。
育児以外の家事を他の人に任せられると、心も体もとても楽になれるでしょう。
ベビーシッターサービスmiraxsシッターとは
ベビーシッターサービスとして、「miraxsシッター」を例として紹介しましょう。
「miraxsシッター」は、東京23区、神奈川・埼玉・千葉の広いエリアに対応している、歴史のあるベビーシッター会社です。
シッターは、育児経験の豊富なベテランママが多数在籍しているので安心して任せられます。
乳児から小学生の子どもまで、24時間365日いつでも利用できる点もとても便利です。
3つのサービスコース
miraxsシッターのサービスには、「ベビーシッターコース」「マザーヘルパーコース」「病児ケアコース」の3つのサービスがあり、用途に応じて利用することができます。
たとえば、小学生までの育児を手伝って欲しいときや、お迎えだけをお願いしたい場合は、「ベビーシッターコース」が利用できます。
このコースでは0~12歳までの子どもに対応可能です。
妊娠中から産後4カ月までの子どもを持つ人向けには「マザーヘルパーコース」があります。
体がつらいときの家事の代行や赤ちゃんのお世話、兄弟がいる場合には兄弟の幼稚園への送迎や外あそびの相手などをしてくれます。
病気の子どもを一人にできないときには「病児ケアコース」があり、病中・病後の子どもを自宅でお世話します。
子どもの年齢や必要なサポートに合わせて、幅広いニーズに対応しているのがmiraxsシッターのサービスの特徴です。
保活の加点にもなる
保活については、新しい制度が2018年の秋から始まろうとしています。
保育園に落ちた場合などに、ベビーシッターサービスの利用を助成する制度
「ベビーシッター補助制度」が2018年の秋(東京都の補助制度 では2018年度内 となっている)にも始まることになっているのです。
この制度が実現すれば、所得制限などもなく、申請すればベビーシッター利用のための費用として月額で最大28万円の補助が受けられます。
一部では、区単位ですでに実施を始めているところも出ています。
保育園に入れるか入れないかは、基本指数と調整指数の2つによって決まります。
基本指数はどの家庭でもあまり差が出ませんが、各自治体が定める調整指数は加点を目指すことが可能です。
調整指数を稼げるかどうかが入所の大きなポイントになるのです。
都内ではベビーシッターを利用したことが加点事項として認められています。
加点を受けるには、利用後に「受託証明書」を提出することが必要です。
産後サポートサービスを利用して育児と向き合おう
一人で育児をしていて不安になったときや誰かに頼りたいと思ったときは、迷わずにサポートサービスを利用しましょう。
母親だからと一人で頑張らずに、上手に人の手を借りることも大事です。
悩みも不安も、一人で抱え込むよりも誰かに相談したほうが、解決が早くなります。
周囲からの助けをもらいながら、うまく育児と向き合いましょう。