保活には保育園園見学が重要!
最近では、職場復帰に備えて産後すぐに保活を始める方が多くなってきています。
待機児童の問題もあるけれど、「入れるところならどこでもいい保育園」よりも、「信頼できる保育園」にお子さんを預けたいはず。
そんな中いくつもの保育園がある中でどの保育園に決めてよいか分からないなどの声も多く聞きます。
今回は、保育園選びのポイントや園見学する際のチェックポイントなどについてご紹介いたします。
もくじ
【保育園選びのポイント】
まずは、保育園選びの中で軸になってくるのが、料金、通園距離(方法)、施設環境、書類系の提出頻度、行事などがあげられます。
① 保育料金
保育料の月額料金は、保育園の種類によって変わります。認可保育園は世帯収入によって保育料が決められています。一方の認可外保育園は、施設によって料金が独自に設定されていることがほとんどです。また、その他にも入園グッズ代、給食費、保護者会費、おむつ代、延長保育料金、教材費、制服代などが園によって料金が様々なのでしっかりとチェックしましょう。また、合わせて保育時間や延長時間についても確認しましょう。
② 保育園の通園方法
送迎バスがあるのかないのかは、共働きのご家庭にはとても重要になってくると思います。また、自転車で送り迎えをする場合は駐輪スペースがあるのかどうかも確認するポイントになってきます。
③ 施設環境
保育室の広さや、環境・安全が整備されているかについても確認しましょう。
施設の入り口や裏口などしっかりと防犯対策が行われているか、園庭があるのかどうかは毎日過ごす子どもにとってとても重要になってきます。室内遊びばかりではなく、全身を使って伸び伸びと遊ぶことができるか、夏にはプールができるかなども保育園選びのポイントになります。
④ 連絡手段
連絡帳の記入が毎日あるのかどうかや、緊急の場合の連絡についてや、送迎時保護者以外でも可能かどうかなど今後卒園まで過ごす園生活ではとても重要になってきます。
毎日の様子を少しでも連絡帳で知らせてほしいご家庭もあれば、できるだけ毎日の保護者からの記入は時間が掛かるため避けたいというご家庭それぞれかと思います。
また、仕事がどうしても長引いてしまった時、保護者以外の祖父母などのお迎えに対して臨機応変に対応してくれるかなども共働きの家庭にはとても重要なポイントです。
⑤ 行事の頻度
行事が多い分にはお子様は楽しく過ごせるが、
行事の度に提出物であったり、作成物、保護者参加型の行事など共働きで忙しいご家庭にとってはかなりの重荷になってくることが想定されます。
一方で、お子様の成長が見れる良い機会、季節の行事に触れることができるなどの
良い面もあるためそれぞれのご家庭にとって何を重視していくのかをしっかりと話し合う必要があります。
【園見学の際の服装】
実際に園見学の日程が決まると次にどのような服装で行けばよいか悩まれる方が多いと思います。
保育園見学のときは、フォーマルな格好をする必要はありません。かと言って、ラフすぎる格好や個性的なファッションは避けることをお勧めします。
① シンプルで清潔感のあるコーディネート
かしこまりすぎず、ラフすぎない服装と言っても何を着ていけばいいのかわからない場合は、シンプルで清潔感のあるコーディネートを意識しましょう。派手な色は避けてベーシックカラーを選ぶと、コーディネートが落ち着きます。
② 素足はNG
マナーとしてストッキングか靴下を履いて気遣いを忘れないようにしまよう。園に置いてあるスリッパに抵抗がある方は持参することをお勧めします。
③ 高すぎるヒールはNG
清楚な格好であっても、高すぎるヒールは避けましょう。園庭を歩いたり、子どもと一緒に遊んだりすることもあるので、歩きやすい靴を選びましょう。
【実際に園見学に行こう】
なんとなく良いかなと思った園がいくつか出てきたら実際に見学に行ってみましょう。
実際に園に直接足を運ぶことで保育園の雰囲気を感じることができます。
トイレや、給食室の掃除が隅々まで行われ衛生上清潔が保たれているかなどは実際に自分の目で確かめないと分からないことです。また、実際に現場の先生がどのように子どもに接しているかもしっかり確認しましょう。また、食事の方針(食材の産地・無農薬食材へのこだわり・食育活動)についても実際に給食室の栄養士さんに確認するのも良いですね。
HPだけでは分からないことも実際に足を運ぶことで多くのことが分かる為、特に行く可能性の高い園は早めに見学スケジュールをチェックしておくことをお勧めします。
また、実際に同じような思いで保活をされている保護者の方と合うことのできる良い機会でもあります。情報共有を行うことで新たな発見や、抱えていた悩みなどが解消されるかもしれません。
より良い保育園に入園する為の準備期間!
是非、園見学に足を運びそれぞれの園を比較検討できるよう事前に質問事項等を用意していきましょう。園について理解を深めると共にママ友との情報共有を行うなど有意義な時間にしましょう。
この保活がその後の、それぞれのご家庭にとってより良い保育園に入園する為の準備期間と思うと多少無理をしてでもいくつもの園見学に足を運んでみるのも良いですね。